4期16年を経て

 

    ◯私の覚悟
  • 南砺市が誕生(2004年11月1日 4町4村合併)して20年。合併年に生まれた子供たちが20歳 を迎えます。 市民の皆様のご理解とご協力で一体感の構築の中で、南砺市は着実に発展しています。 しかしながら全国的な地方における人口減少の中で特に若い人の流出が多いことが市の一番の 課題であり、その解決に向けてこれからもしっかり取り組んでいかなくてはなりません。 16年前に多くの皆様に応援を頂き初当選させていただきました。以来、市民の皆様並びに議会 の皆様のご理解とご指導をいただきながら「市民の幸福感と満足感の向上」の一念で市政に邁進 してまいりました。 市民の皆様との対話と情報共有を重視し、難題にも果敢に取り組んできたつもりです。 特にSNSを積極的に活用し、スピード感をもって情報発信を行ってまいりました。 南砺型地域包括医療ケアや南砺型小規模多機能自治といわれる住民自治の確立、分庁舎方式か ら、限られた職員による質の高いサービス提供を目指した統合庁舎への移行、併せて庁舎機能の 無くなった地域のまちづくりも進めています。 エコビレッジ構想及びSDGs未来都市の推進が、PLAY EARTH PARKの誘致につながりま した。 旅の目的地になる全国でも有名なレストランもできました。 優れた各種芸術文化の世界への発信、世界遺産五箇山、日本遺産井波、ユネスコ無形文化遺産 等により、確実に南砺市の新しいイメージが確立されたと思います。 城端線・氷見線の再構築もスタートしました。これからは市域内地域公共交通の再構築と学校 や部活動のあり方についても次のステージに進みます。他にも市内には多くの新しい事業が芽吹 いてきています。このようなフォローを大きな帆で受け南砺市の未来を描いていきます。 少しこの16年間を振り返りますと。 1期目 がむしゃらに行動する市役所を目指し地域回り 2期目 住民自治と協働のかたちづくり。そして地域包括医療ケア 3期目 統合庁舎への移行と小規模多機能自治によるまちづくり 4期目 コロナとの戦い、世界各地で続発する紛争等による物価高騰と円安対策。そして城端線 市長在職期間中様々な活動に従事する中、全国に広い人的ネットワークも構築できました。 今後とも、市民一丸となって「世界に誇れる 誰でも暮らしやすいまち 南砺」を目指し、最大 限の努力と責任を果たす所存であります。 世の中が大きく変わろうとしている今こそ、南砺市で育てていただいたことに対する私自身の 感謝の思いを込め、市民の皆様の大きな負託を受けて、南砺市民の幸せのため引き続き市政に 勇往邁進していく覚悟です。 市民の皆様の更なるご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。                                                                                                                                                                                                                                                                                   

田中幹夫のブログ